Tout ira bien !

Yuki Fujioka Official Blog

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
07


Le Songe

来週17日(火)牛込柳町でのコンサートは、この度の平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の甚大な被害状況を受け、全ての収益を被災地支援に当てさせていただくことになりました。また当日は募金箱も設置いたします。
少しでも多くの支援につながれば...ということで、更に増席になるそうです。こじんまりサロン風をうたっていましたが、ご予約いただいている皆様におかれましては、ご理解いただけましたら幸いです。
昨年の九州北部豪雨のためのチャリティーもこの時期、同じホールでした。一体、この地球はどうなっているのでしょう。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

https://goo.gl/hw6B1E

スポンサーサイト

想像、創造

ブルグミュラーを練習している小1君に、フレーズの話をするため、即興の例文を聞かせ、いくつの文章でできているかを問うてみました。

「今日はいい天気です。
私は、ルイと散歩にでかけました。
散歩をしていたら、おじいさんに会いました。
おじいさんが、ルイの頭をなでてくれました。」

生徒は、見事「4つ?」と答えてくれましたが、どんな文章があったかを聞いてみたら、指を折りながら、

「ルイと公園に行ったでしょ〜。
おじいさんがすわってたでしょ〜。
かわいいねーって言ってくれたでしょ〜。
…あれ? あと1つ忘れちゃった。」

「今日はどんな天気だったっけ?」
「あ、そうだ〜!まーぶしーーーっ!」

ママは、微妙に変わっている話に吹き出していたけれど、生徒には、聞けば、すべり台やら何やらも見えているのでしょう。子供たちの想像力がまぶしい毎日です。

無事、大分県日田市へ…

先月の九州北部豪雨チャリティ公演の収益が、梅川壱ノ介により無事大分県日田市市長に手渡されました。
早期の復興に役立てていただけたら嬉しいです。
ご参加の皆様のお名前(プライバシーもありますのでお名前のみ、お申込みの際のもの)も一緒に届けて頂きました。
引き続き、みんなで応援しましょうね。
ご報告でした!

九州北部豪雨チャリティ公演

昨年の熊本地震に続き、今度は豪雨が九州を襲いました。続々報じられるニュースに心が痛みます。

折しも豪雨被害が最初に報じられた6日に、被害の大きかった大分県日田市の観光親善大使をしている梅川壱ノ介さんと仕事でお会いしていて、今回の公演をご一緒することになりました。
主旨に賛同してくれたのは、私が尊敬する素晴らしい演奏家の皆様。実は他にも、協力したい、とスケジュール調整を試みてくださった演奏家もいましたが、とりあえず7/25(火)に色々なことが可能なメンバーが揃う見込みが立ち、実施を決めました。音楽が何らかを社会に還元することができそうな時に起動するProjet d'Y発動です。

私は、壱ノ介さんの踊りの伴奏で、荒川さんとビートルズを、本田さんとドビュッシーを、三上さんとアクロンを演奏いたしますが、正直、私も客席にいたいような超豪華メンバー。このメンバーが一堂に会すことなんて、この先あるのかしら?? よろしければ、お楽しみいただきつつ、支援にご協力ください。

九州北部豪雨チャリティ公演

2017年7月25日(火)
19時00分開演(18時30分開場)
加賀町ホール(旧トモノホール)
参加費2,000円

九州北部を襲った豪雨被害の復旧を支援するため、急遽開催が決定しました。
本公演の収益は、梅川壱ノ介(水郷ひた観光親善大使)を通し日田市へと届けられます。

出演
荒川洋(フルート)
梅川壱ノ介(日本舞踊)
鈴木大介(ギター)
藤岡由記(ピアノ)
本田聖嗣(ピアノ)
松田美緒(唄)
三上亮(ヴァイオリン)
山口亮志(ギター他)

プログラム
アクロン ヘブライの旋律 (vl,p)
ヴィラ=ロボス 田舎の列車 (vo,g)
武満 小さな空 (vo,g)
ドビュッシー 小組曲 (piano 4 hands)
ビートルズ In my life (日舞,fl,p)
ピアソラ タンゴの歴史 (fl,g)
プーランク フルート・ソナタ (fl,p)

お申込み・お問合せ
projetdy@yahoo.co.jp

《冬の旅》傑作に感謝

Marcとの《冬の旅》公演が、無事に終了しました。ミュラーによる24篇の詩をシューベルトの音楽と皆さんの想像力と共に味わうことができて、とても幸せな90分間でした。

高校時代に教わっていた声楽の先生が、「学生時代に挑戦した時には、暗くて好きになれませんでしたが、コンサートでは、作品に共感し、涙が出ました」と連絡くださいました。先生は今、保護司として、しっかりと罪を償い社会復帰をしようとする青年たちを助ける仕事や、DV被害に合っている子供たちが過ごす施設で音楽を教える仕事をされています。《冬の旅》に共感できるようになったのは、厳しく辛い環境にある青少年たちに触れてきたからかも知れないと話してくださいました。

《冬の旅》は、社会に受け入れられない主人公の孤独や疎外感を描いた作品です。詩からは、恋人に振られてしまう以前から、彼が「はずれ者」であったことが読み取れます。第14曲〈白髪〉にある「黒い髪」という言葉から、主人公モデルはトルコからの亡命者ではないかとする研究者もいます。調べてみると、確かにミュラーはギリシャやトルコからの亡命者と盛んに交流を持っていたようです。主人公の凄まじい孤独感は、菩提樹や河など、自然と同化することで、生きることを早く終わらせたい、早く楽になりたい、安らぎたい…という心境にまで達しますが、信仰では自殺が禁じられているため、主人公は神を恨みすらします。最後の24曲目で初めて自分以外の「人」が登場しますね。この結末を皆さんはどのように解釈してくださいましたか?

美しいけれど常に薄暗さを抱えた曲の数々。ピアノ伴奏部は、まるで歌詞をなぞって描いたかのように作られています。クルクルとまわる風見鶏やコロコロと心変わりする恋人の気持ち、木の葉が風に揺られざわめく様子、神の決めごと、逆らえない宿命の歯車がまわり続ける様子、郵便馬車のラッパの音…白眉の第21曲〈宿屋〉での拡大したダクティルスのリズムは、シューベルトにとって「死=やすらぎ」という哲学の極致。演奏の疲れも伴い(汗)、涙なしには聴けません(弾き手は集中をあと3曲保とうと必死なので涙など出ませんよ笑)。

今回はじめて共演したマークは、視線を定めにくい扇形の会場を利用し、モノオペラのように少し動きをつけ、バスバリトンの力強い低音と、時にはファルセットのような柔らかい声とで、主人公の苦しい現実と、美しかった過去を夢みる妄想の世界とを豊かに歌い上げていました。

ノンストップ90分間、客席の皆さんと一緒に、素晴らしい作品の世界に浸ることができて、本当に幸せでした。ご来場くださった皆様、応援くださった皆様、本当にありがとうございました。

追伸
私はグリーンのドレスを着ました。テクストの中で、緑色は美しい過去を表わす重要なキーワードなので。マークも、シャツにグリーンの柄が入っていたのですが、気づいた方はいたかな?


プロフィール

Yuki Fujioka

Author:Yuki Fujioka
ピアノ指導、邦人作品研究、コンサート企画、演奏活動…最近自分の肩書きがよくわかりません。

◇趣味◇
フランスのシャンブル・ドット巡り
美味しいお店巡り
阿波踊り
日本人作曲家の日記や書簡あさり

カテゴリ
 
検索フォーム
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
QRコード
QR